筑波大OBOG就活レポート 体育専門学群 双日株式会社

TCN_1

1.自己紹介

○「お勤め先企業(業界)、および職種はどこですか?」
双日株式会社  (業界)商社/流通 (職種)営業系

2.お仕事について

○簡単にご自身の現職に至るまでの経歴について教えてください
大学4年間のすべてを費やした野球生活の中で、二軍監督という仕事がら就職活動をすることができませんでした。親など周囲の方々に納得頂き、就活浪人をさせていただくことになりました。元々は教員志望。その思いは今でも変わっていません。グローバル化が進む世の中の中で、教育、特に部活教育は旧態依然とした体育会的な指導が蔓延っています。自分の目で世界を見て、自分自身がグローバル人材になることによって、将来の自分の生徒を導いていけるのではないかという思いからまずは企業に就職、商社を希望することに至りました。

○現在の主なお仕事内容について教えてください
投資先の事業会社の経営管理などをしています。商社のビジネスモデルは依然の安く買って高く売る、所謂トレーディングのビジネスから投資を行い、自らが事業経営者となり、収益を得る、所謂事業投資に推移しています。私はその事業投資先の経営状況を把握し、適宜必要な社内申請を行ったり、新規投資などを行うときはそのリスク分析などを行い、リスクとリターンが見合う優良アセットにするべく営業部に対して様々な提言を行っています。

○社内の雰囲気はどうでしょうか
他商社と比べて圧倒的に人数が少ないことが特徴であり、そこが個人にまかせる、裁量が大きいなどの社風につながっていると思います。投資案件という非常に難解なビジネスに関しても一担当者として当然のように意見を求められます。個人的にはその環境が気に入っています。

○お仕事をするにあたってどのようなスキルが必要ですか?
私が所属している部署は包括的な知識が求められており、会計、財務、法務、貿易、業界知識など事業を運営していく上で、必要なものはすべて求められます。本当に日々勉強ですが、身につけた知識が事業の運営にクリティカルに影響することは非常に勉強しがいがあると感じています。

○お仕事をされる上での「醍醐味」について教えてください
世界中で様々なビジネスをしている総合商社という事業形態の中で、ホットな事業投資案件を見ることができることは非常におもしろいとです。一つの会社が、食料、不動産、石油、プラント、飛行機、化学品などありとあらゆるビジネスを世界中で展開している。儲けるチャンスさえあればどこでもなんでもするという熱を肌で感じることができるのは総合商社の醍醐味であるのかなと思います。

○お仕事の中で特に印象に残っている出来事を教えてください
日々様々な案件に携わっている中で特にこれと言うのは非常に難しいですが、総じて言えるのは、一つ一つの事業会社にそれぞれその国で雇用した社員がおり、その社員には養う家族がいます。事業を行う国の発展に寄与するだけでなく、雇用を生み出し、ミクロな部分からも個々に密接に関わることができる。そこは非常におもしろい部分であり、責任を伴うものであると日々痛感しています。

○これまでに影響を受けた人やものについて教えてください
大学時代に行った教育実習です。自分の何気ない一言が生徒には深く刻まれることもあり、人生を左右することもある。非常に責任の大きい職業だなと感じました。同時に当時の自分の力不足、教育現場への違和感など今の進路選択をするに至った大きな分岐点がこの教育実習でした。

○月の残業時間(概算)
70

○仕事に求めるものは何ですか?
自分がわくわくすること。達成している姿が想像できないこと。

○休日の過ごし方はどんな感じですか?
会社の野球部に参加、新しい趣味、飲み会。

○午前中にやる主な仕事について教えてください
メールチェック、営業部とのMTGなど。日によって大きく異なる。

○午後にやる主の仕事について教えてください
営業部とのMTG、他コーポレート部門とのMTGなど。日によって大きく異なる。

○飲み会の頻度はどのくらいですか?
1週間に2~3回程度

○今後のご自身のキャリアビジョンについて教えてください
最終的には教育に携わりたいと考えています。しかしその前に商社パーソンとして一流になりたいと考えています。事業投資が主な収益柱となっているビジネスモデルの中で求められているのは経営ができる人材だと考えます。そこには当然雇用しているその国々の社員もおり、様々なバックグラウンドを持つ人間と汗を流し、儲けることのできる商社パーソンになりたいと思っています。

3.学生生活について

○ご自身が学生時代に意識されていた事やご経験はありますか?
体育会

○なぜ筑波大学のその専攻を選んだのですか?
大学野球を高いレベル、日本一を目指せるレベルでやりたかったからです。そこにプラスして夢であった体育の教員免許を取得できる環境から筑波大しかないと決めていました。

○どのような大学生活を送ってきましたか?
ほとんど野球以外の思い出がありません。日の出とともに始まる朝練、照明が落ちる時間(22時)まで夜練と常にグラウンドにいました。日本一を目指す中で、毎日仲間と勝つためにはどうしたらいいかと語り合った日々は今でも大切な宝です。

○大学生時代にやっておいてよかったことは何ですか?
野球部のルールで3年生から部員の約半数がスタッフと言われる裏方に回ります。私も二軍監督という組織の長として様々な意思決定を求められる立場にいました。体育会での勝利追求とある意味相反する一軍も二軍もなく全員が高い意識を持ち続ける‘全員野球’ができる組織を目指してあらゆる施策を考え、実行していました。そこで得た答えのないものに対して、自分の考えを持ち、人に納得させ動かす力は悩み抜いた上で得た財産だと思います。

○筑波大学でよかったと思える点は何ですか?
意識の高い人脈ができたこと

○筑波大学で足りないと思える点は何ですか?
視野の広さ

4.現役生へのメッセージ

筑波大学という環境は幸か不幸か“陸の孤島”と言われ狭いコミュニティで生きていかなくてはなりません。日本中から集まった仲間を肯定し、関係性を維持しなければ生きていけない、ある意味非常に厳しい環境であると思います。その中で身に付けた圧倒的なコミュにケーション能力は必ず社会で通用すると思います。東京の学生を見て、焦りにかられるときはあると思いますが、そんなときこそ仲間と協力し合いながら頑張ってください。