筑波大OBOG就活レポート システム情報工学研究科 〜サイバード CYBIRD Co., Ltd.〜

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OBOGレポートです。

1. 自己紹介

〇「出身学類 or 研究科はどこですか?」

システム情報工学研究科

〇「お勤め先企業(業界)、及び職種はどこですか?」

株式会社サイバード CYBIRD Co., Ltd. IT/通信/インターネット 技術系(IT・通信)

2.お仕事について

〇簡単にご自身の現職に至るまでのご経歴についておしえてください(現職をはじめるきっかけ)。

研究で人工知能や最新の技術などに触れる中で、ビジネスで生かすことが非常に重要だと考え、民間企業、それもサービスを提供する会社に新卒で入社しました。最初はWebエンジニアとして新卒として研修を受けました。そして、WebアプリケーションやiOSのアプリケーションを開発を行いつつ経験を積んで行きました。現在は大学院での学習の成果を生かすために、データアナリストへと職種を変え、日々データを解析し、改善策の提案をしています。

〇現在の主なお仕事内容について教えてください。

ソーシャルゲームやWebサービスのデータログを分析する仕事、Webアプリケーションの開発、新卒の技術研修の3つを平行して行っております。データ分析の業務では、ユーザの動向を行動ログから獲得し、多数のデータを解析することで、ゲームやWebサービスの最適化を行うための施策を提案しています。Webアプリケーションの作成では最新の技術を用いた、誰にでも使いやすいスマートフォン向けのサービスを作成しています。また、新卒の研修では、技術に触ったことが無い人でもWebのサービスを作成できるような人材に育成することを目標に取り組んでいます。

〇社内の雰囲気はどうでしょうか。

とてもよい雰囲気です。新卒も含めて幅広い年齢層での会話も活発で、フラットな雰囲気です。会議などでも、多くの人が積極的に参加し、技術系などの社内勉強会も多く開催されています。
ただ、少しだけ技術者と非技術者で少々相互への尊敬の気持ちが少ない部分が見えるときがあります。社内で業務に取り組む以上は、互いにいがみ合うのは百害あって一利無しだと思うこともしばしばあります。

〇お仕事をするにあたってどのようなスキルが必要ですか?

データ分析では、統計学の知識以上に、妥当な提案を出して、相手を納得させるスキルが必要です。また、多くの業務をこなすに当たって自動化を行う必要があり、プログラミングの知識も必要になります。Webアプリケーションの開発には当然ながらWebプログラミングのスキル、デザインの知識、こちらも企画の提案者を納得させ、きっちりとした製品に落とし込むスキルが必要です。そして、新卒研修の講師では、当然ながら今まで知らなかったことを相手に教え、業務で不利が無いように理解させる、プレゼンテーションのスキルが必要です。

〇お仕事をされる上での「醍醐味」について教えてください。

データ分析の結果、自分が提案した施策が成功し、利益が出たときや、データ以外にユーザにヒアリングをしに行った結果、使えそうな意見が出てそれを提案するときです。また、Webアプリケーションを開発して、自分自身の努力の結晶ともいえる製品ができ、多くのひとに利用してもらえるのも醍醐味です。新卒研修においては、自身が提供した講義の評判がよかったとき、新卒が自分の講義をきちんと身につけ実践していたときにやっててよかったと感じます。

〇お仕事の中で特に印象に残っている出来事を教えてください。

自分が手がけた最初のアプリケーションがリリースされた際の感動はずっと忘れられません。しかし、それ以上に自分が精一杯努力して作成したiPhoneアプリのリリースが見送られてしまった際にはとても悔しい思いをしました。理由としては採算がとれないとの判断でしたが、半分研修中ということもあり、追加開発のために時間をとれないというのも大きな要因でした。きちんと説得できなかった自分のふがいなさを顧みて、今後は多くの人を説得できる理論とプレゼンテーションの技術を学をこと近いました。

〇これまでに影響を受けた人やものについて教えてください。

前の質問にも書いたように、勉強と研究に全力で取り組む研究室の先輩には非常に影響を受けました。何事も全力で取り組む方が格好いいということを再認識することができました。また、大学院生の間に筑波大学に呼んだ外部講師の方々には「よい」社会人になるためのセンスを教えていただきました。そして、入社してから最初の技術研修で教えていただいた講師の方々には技術の楽しさを教えていただきました。皆様に深く感謝をしています。

〇月の残業時間(概算)

50

〇仕事に求めるものは何ですか?

顧客に価値を届けられる。製品に携わることができる。製品に責任を持つことができる。

〇休日の過ごし方はどんな感じですか?

都内でビジネスに関する勉強会に参加する。会社のスポーツイベントに参加する。
都内のライブハウスでライブをする。つくばに帰ってライブをする。”

〇出社時間を教えてください

9時

〇午前中にやる主な仕事について教えて下さい

データ分析チームにいるのでデータ分析業務、メールチェック、デイリーの進捗共有などのミーティング。

〇午後にやる主な仕事について教えて下さい

ミーティング、Webアプリケーション開発のためのプログラミング、新卒研修の資料作成、社内勉強の資料作成

〇退社時刻は何時くらいですか?

22時

〇飲み会の頻度はどのくらいですか?

1週間に1回程度

〇今後の御自身のキャリアビジョンについて教えてください。

統計学の知識とプレゼンテーション能力およびWebプログラミング能力を磨き、データサイエンティストとして独立することを考えています。現在はエンジニアの業務とデータアナリストの業務を平行して行っています。データサイエンティストはGoogleのSEOも「今後10年で最もSexyな仕事」であると話している通り、とても魅力的な仕事です。最終的には、技術のできるデータサイエンティストとして、多くの企業の利益最大化を手伝って行きたいです。また、データサイエンティストとしての仕事だけでなく、変化の多い現代社会で、常に勉強しながら、多くの人の幸せに貢献したいと思っています。

3.学生生活について

〇ご自身が学生時代に意識されていたことやご経歴はありますか?

中小・ベンチャー志望, 起業したい, 代表・主将経験有り, 団体・イベント立ち上げ経験有り

〇何故筑波大学のその専攻を選んだのですか?

現代社会において工学、特にITに関わる部分は、人の生活に密接に関わっています。その中で基本的な考え方を学びつつ、人工知能などを学び、人の業務を効率化することに興味があったからです。以前はPCを使えない人は仕事ができないとされていましたが、今後はプログラミングができて、システム的で論理的な志向ができる人材が今後の社会では重宝されるのであろうと考えました。その中でも計算知能と呼ばれる人間の知的な部分をコンピュータで代わりに行うという学問を学んで行きたいと思ったからです。

〇どのような大学生活を送ってきましたか?

私は大学院を含め、9年間在学していました。学類での大学4年間は主にサークル活動(バンドサークル)に力を入れて過ごしました。バイトもしつつだったので、学業は自然とおろそかになっていってしまいました。しかし、留年も覚悟しつつ(当時のバンドサークルでは活動に力を入れすぎて留年する人も少なく有りませんでした)、4年生に上がったところ、研究室の先輩がまじめに勉強、研究している姿に感激しました。自分の中では、勉強はそれなりにこなすものだと考えていたのですが、研究で成果を出そうとしている優秀な先輩をみて勉強、研究に対する意識が変わり、自分もできる限り勉強しようと思い、なんとか卒業し、大学院に進学することができました。
大学院では人工知能の研究に取り組みつつバンド活動を精力的に行うほか、ライブイベントの企画運営、外部の講師を呼んでの講演会の運営などを行いました。結果、副学長表彰などをいただき、学外での研究発表など、多くの成果を出すことができました。

〇大学時代にやっておいて良かったことは何ですか?

イベント運営での司会ファシリテーション、ライブイベントでのMC、学外、国外の学会での発表です。以外と社会人になると、自分から積極的に行わない限り、発表や司会を行う機会が無いので、非常に貴重な経験だったと感じております。

〇筑波大学で良かったと思える点は何ですか?

規則がきびしくないのでいろいろなことができる。近隣住民や店舗などと親しくなれる。地域密着の活動が可能。ほどよく田舎。いろいろな分野の人がいる(多様性がある)。足りない点を補える部分。ストリートライブができる。スポーツする場所が多くある。

〇筑波大学で足りないと思える点は何ですか?

他学類などとの学術的な交流の場。就職活動などの情報交換の場

4.現役生へのメッセージ

〇筑波大学の就活を頑張っている後輩たちに何かメッセージをいただけますでしょうか。

筑波大学の学生はとても優秀だと考えています。つくばの地では、力を発揮しようと思えば、いろいろなチャレンジをすることができます。それは、社会に出てからでも同じです。筑波大学で自分自身でしか出せないような成果を発揮できれば、社会で力を発揮するのは難しくありません。
近年のシリコンバレーで提唱されている「リーンスタートアップ」という起業の方法があります。””Fail fast, Fail often, Fail Cheap””を合言葉にしていて、「だらだらとよくも悪くもない状態が続くのであれば、いっそ早く失敗して新しいチャレンジをしたほうがよい」という理念のもと、新しい会社を作っては潰す、もしくは事業の変革を繰り返しています。
リーンスタートアップと同様に、若いうちにたくさん失敗することも、人生をよりよくすごすためには重要だと考えています。失敗を恐れずに、チャレンジを繰り返して行って下さい。