【感想編】レオ・レオニ展にいってきました

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こんにちは!今回は、Bunkamuraザ・ミュージアムで開かれた、レオ・レオニの展覧会「レオ・レオニ絵の仕事」についてのレポート的なものを書かせていただきます!

 

レオ・レオニは、皆さんも一度は読んだことがあるでしょう、あの有名な「スイミー」・「フレデリック」の作者です。コラージュや色鉛筆、水彩、時には油彩で描かれるかわいらしい動物や植物がとても特徴的な彼の絵本は、幅広い世代に愛されています。

 

この展覧会では、四つのテーマに分けて作品を展示していました。

Ⅰ、個性を生かして

Ⅱ、自分は自分

Ⅲ、自分を失って

Ⅳ、知恵と勇気

 

彼の作品は、個性、自己認識、自己探求などがテーマとなっている作品が多いなと感じます。代表的なものとしては、「さかなはさかな」「ペテッツィーノ」があげられます。また、平和を訴えた「あいうえおのき」、ベルリン崩壊の時期に描かれた「どうするティリー?」など、社会問題や時事的なものを反映、訴えるものもありました。個人的に好きな作品は「コーネリアス」です。コラージュによって描かれたわにたちのとてもユーモラスなお話です!

 

わたしが見に行った日は、日曜日で夏休みということあり子供連れのかたが大勢来ていました。最初はなんでこんなに混んでいるのかと思いましたが・・・大学生になると曜日感覚がなくなりますね!

そんなわけで、やはり、絵本の挿絵の展覧会ということもあり子供たちが大勢いたのですが、展示のしかたに工夫があり、作品の横にイラストとともにクイズのようなものが書いてあり、親子で楽しめるようになっていました。また、展示会場も、ビビットカラーで配色されていて絵の雰囲気にあっていていいなと思いました。

 

レオ・レオニは様々な技法で作品を描いていますが、「ストーリーにもっともふさわしい手法を使おうと努めている」そうです。わたしは、以前にアニメーション作家であるフレデリック・バックの展覧会を見に行ったことがあるのですが、彼もまた、その作品で自分が伝えたいことを表現するのにもっともふさわしい技法を探し、使っています。彼らの作品は、タイプは違うものの、どちらも見る人の心に残る作品を作っています。それは、彼らの作品を作るときに、いかに自分が伝えたいことを表現するためにとことん探究しているからなのかなと感じました。だから、一つ一つの作品が、違う技法で描かれているのを想像すると違和感を感じるのだと、少なくともわたしは思いました。そして、わたしたちは絵本の登場人物(動物?)たちがお話の中で一生懸命頑張っている様子や、ときには失敗してしまう様子を見て、共感したり時には思わず笑ってしまうこともあるのです。