【自分の道を突き進む男】 体専卒の起業家 平山雅英さん

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私は体育専門学群在学中に会社を起業しました。今年で3年目になります。下記に起業している中でよく聞かれる質問に関してまとめてみました。起業したいと思っている筑波大生のみなさんや、興味のある方々に少しでもお役に立てれば幸いです。

一番大事にしているもの

「好き」という気持ちです。私の今までの人生を振り返ると、「親友に恵まれている」、「Webを使って良質なものを広めたい」という2点がテーマとなっています。「人が好き」、「Webが好き」というものが私のビジネスの原点にあると考えています。

 

起業のきっかけ

父親も祖父も自営業だったので、元々自分で何か稼いでいきたいという思いや独立心みたいなものが強くありました。大学3年生まではスポーツトレーナーをずっとめざして活動していましたが、様々なことがあり、大学4年時にはトレーナーの道ではなく、経営者の道を極めるという決断をしました。
大学4年生の時に学生団体RIZE TSUKUBAという団体を立ち上げ、筑波大学の学園祭に加藤ローサさんをお呼びしたり、大規模イベント、フリーペーパーの発行等の活動をしていく中で、独立したいという気持ちが更に強くなり、筑波大生向けフリーペーパー事業で独立をしたのが最初のきっかけです。

私の場合は、「誰にも縛られたくない」、「自分で自分の道を切り開いていきたい」との思いが大変強かったため、結局自分の好きなことで仕事をしていく!というわがままなスタイルになったのかもしれません(笑)

 

事業内容

主に3つの事業を行っています。

【筑波大生向けプロモーション支援事業】

筑波大生向けのプロモーション支援事業です。年間80,000部発行している「フリーペーパーARE」( http://are-web.com/ )、筑波大生向けアルバイト紹介サービス「ツクバイト」( http://tsukubaito.com/ )、などの自社メディアを中心とした企業向けのプロモーション支援を行っています。店舗さんでのイベント企画、合同説明会の広報を代行するなど、コンサルティング業務も実施させて頂いています。

 

【動画販売サイト構築支援サービス「Movie Commerce」】

動画を販売したいと考えている企業様に対する販売システムがMovie Commerceです。( http://movie-commerce.com/ )

私は岩手県出身なので、良質なコンテンツ、ノウハウを、首都圏だけでなく、地方の方も分け隔てなくえられる環境を創りたいとの思いで動画販売事業を始めました。

元々、「セミナー倉庫.tv」( http://seminar-soko.tv/ )という動画配信プラットフォームを大学4年時から運営しているのですが、動画の販売に特化したシステムを創る運びとなり、Movie Commerceの開発に着手したのが、2012年のことです。今後は、良質なコンテンツを世の中に広めるべく、このサービスの普及に力を入れて参ります。

 

【Webマーケティングコンサルティング】

企業様におけるWebマーケターのポジションでコンサルティングをさせて頂く業務です。主に外注先の選定、業務のディレクション、戦略構築などを実施させて頂いております。

 

何故、体育専門学群卒なのにWeb関係の仕事をしているのか?

これはよく聞かれる質問なのですが、中学2年生のときに全日本女子バレー観戦にハマってしまい、ホームページの運営を始めたことがキッカケです。部活は野球部だったのですが、部活が終わり、勉強の合間にホームページの更新、メールマガジンの発行を行っていました。出身である岩手から東京まで何度も観戦に行き、写真撮影を行ったり、メルマガ読者限定のプレゼント企画なども行っていました。結果的に3年間でメールマガジンの会員が3000人を超え、小さいながらも広告収入を得ていました。自分が部活で怪我をした経験もあったため、なんとしても全日本女子バレーのスポーツトレーナーになろうと思い、筑波大学体育専門学群に入学したという流れでした。その後、様々なキッカケで起業することとなり、様々なお仕事をさせて頂いているのですが、結局Web周りが中心となっているのは、中学高校でのホームページ運営の経験や元々PCが好きだということが大きなキッカケになっています。

大きな方向性の転換

起業してから3年程経ちますが、本当に多くの失敗をしてきたと感じています。その中でも特に、ベンチャー企業として、他社からの資本を入れ、上場、バイアウトを目的として、メンバー6人が全員で住み込みで仕事をし、時間をかけて、なおかつ無駄を一切省くために全て定量化して仕事をしていた時期が印象に残っています。そうした中で本当に色々な出来事がありました。メンバー間のトラブルがあったり、社員が全員辞めかけたり、多くの借金が残ったりと、非常に辛い時期もありました。
そこで私が気付かされたのは、私自身が働きたい形、メンバーが望む形になっていなかったということです。

私自身が元々、誰にも縛られたくない、自分で物事を生み出していきたい!という気持ちが相当強いこともあり、誰かに管理されるより、自分自身でリーダーシップをとっていった方が力を出せるということをよく実感してきました。私はこういったスタイルですが、誰しも、管理されることで力を発揮するのではなく、能力、才能を引き出してあげることで力を発揮しやすくなると考えました。ですので、そういったフラットな組織、能力が引き出される環境を常に意識していきたいと強く思うようになりました。
そう考えていた最中、会社の向かう方向性、その土台となる企業理念といったものが全く言語化されていないということを、尊敬する経営者の方から指摘して頂きました。 弊社の企業理念、ビジョン、ミッションもこういった経緯の中から出来ています。

そこから初めて企業理念、ビジョン、ミッションを創ったのですが、それらを全て言語化するまで3ヶ月程かかりました。そこから事業内容も全て刷新しました。 現在では、社員全員の意識や行動が変わり、トラブルもほとんどなくなり、更にはお客様からお客様をご紹介頂く機会も増えるといった形で良い循環になってきています。

就職活動

就職活動は行っていません。1社だけ、リクルートの説明会に行きましたが、その後は何もしていないです。

大学3年生の冬に、ある会でたまたまお会いした社長のところで数ヶ月間のインターンシップをさせて頂いて、大学4年の4月に学生団体を立ち上げたので、今考えてみると、就職をする気が全く無かったようです(笑)

 

すぐ起業すべきかor一回社会に出てからがいいか

これに関しては、意見が分かれるところですが、どちらもメリット、デメリットがあると思います。大企業や、仕組みの整っているところで仕事をする経験がほぼなかったため、起業して最初の1年間は大変なことばかりでした。

よって、その人の特性に合わせて、どちらが良いか選択するのがいいと思うので、どっちが良いみたいなことは明言出来ないと思います。そもそも、「起業」は目的ではなく、何かを実現するための手段なので、まずは「何を実現したいのか?」を突き詰めることが大事なのではないでしょうか。

 

筑波大学の後輩のみなさんへ

自分の内にある心の声から目を背けず、自分の好きなこと、やりたいことをとことん突き詰めて、自分の人生を自分で創っていってほしいと強く思います。

好きなことなら続けられます。きっとみなさんも無意識に続けてきているものがあるのではないでしょうか?自分では当たり前だと思っていることも、実は大きな才能だったりします。好きなことを突き詰めていくことで、段々自分の強みになっていきます。その強みを、誰かをハッピーに出来る「価値」にしていってほしいです。その「価値」が世の中のニーズと合うこと(誰かに喜ばれること)で、そこに雇用やビジネスチャンスが生まれると考えています。

私の行っているビジネスは、「Web関連」、「コンサル」が中心です。中学からずっと好きな「Web」と、「人が好きだ」という自分の中にある「好き」という感情が今のビジネスの根本になっていると思います。「価値」の根本にあるのは「好き」という気持ちだと思います。起業するのは簡単です。何より続けることが大変です。だからこそ、「好き」なこと、自分のコアでやりたいと思っていることであれば、続けられます。本気であれば周りが支援して下さいます。周りの方々の支えなしで会社経営は続けられません。

一回の人生です。いつか起業したいなら、まずは、「今すぐ」起業してみることを私はオススメします。そこで失敗してもまだまだ人生は長いので、いくらでも取り返しがききます。取り返しがきくうちに、どんどん挑戦していって頂きたいと思います!